信州松代には、戦国時代ころから使われてきた柴石という安山岩があります。
松代城(海津城)の石垣に使用されており、武田家 軍師山本勘助の築城以来、
城を守り真田家10代250年の歴史を支えてきたことから「勝ち石」「守り石」という異名もあるそうです。
善光寺の参道などにも使われており
全国でも長野市の柴という地区(金井山)からしか採ることができません。
金井山の特に柴地区で盛んに採石されていたことから「柴石」と呼ばれるようになりました。
同じ山にあって薄いブルーとピンクの2色の石が採れることで知られています。
硬い石を含有する岩石で、切る場所や角度により、様々な石紋が現れます。加工しやすく吸収性があり、
苔むすのが特長です。古くから建材として使用されており石垣や石畳などで使用されています。
マツシロックプロジェクトは、「柴石」を活用した信州松代の土産品開発に取組むため、
長野市観光課のほか、長野石材協同組合や商工会議所、
デザイナーや様々な分野の手工芸作家が中心となり、平成29年に設立した団体です。
わたしたちは、歴史と文化が刻まれた「松代柴石」を日々の生活の中で守り育てています。
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